アメリカに来て3ヶ月
アメリカに来て早3ヶ月となりました.来るときにはコロナの流行がまだ続いており,ホテルで隔離生活を送ったりしましたが,今やワクチン接種が行き渡って制限もほとんど撤廃されました.最近はMITキャンパスに週5で通っています.この3ヶ月にいろいろあった経験を書いておきます.
超巨大木造アパート
自分が住んでいるアパートは日本で言う大型マンションくらいの住戸数のある大きな建物です.入居してしばらくしてから気づいたのですが,なんとコレ,木造アパートでした.正確に言うと,地上1階の共用設備部分だけがコンクリで,その上に巨大な木造の構造体がある感じ.外から見るとわからないですが,ちょうど近所に建設中のアパートがあって気づきました.
これは近所で建設中のapartment complexですが,地上2階のコンクリの上に5階分の巨大な木の構造体が乗っている・・・ pic.twitter.com/3YJdkLiUOC
— Tasuku Soma (@tasusu) 2021年5月8日
こういう構造を"one plus five"といい,ここ10年でアメリカでは急増中だそうです.全てコンクリで作るより3割ほど安くなるとか.
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地震台風の多い日本では到底考えられない構造ですが,アメリカでは合法.しかし,見た目があまりに画一的すぎて,評判はあまり良くないようです.実際に住んでみると,木造にしてはしっかりした造りだと感じますが,やはり防音性が日本の鉄筋コンクリートよりは劣る感じ.振動もけっこう伝わってくるし,軽量鉄骨くらいかな?家賃20万強の木造アパートに住む日が来るとは思いませんでした.
アメリカのぶっ壊れた住宅事情の産物,"one plus five".日本には絶対に上陸してほしくないですね.
やたら色々壊れるアパート
もう一つアメリカの賃貸住宅事情で気づいたのが,やたら物が壊れる!この3ヶ月で壊れたものとして
- 給湯器(夜中に凄まじい音量のアラームが鳴って大変だった.全交換)
- 電球(LEDのはずなのに2個も切れた.高寿命とは一体・・・)
- トイレの給水システム(完全には壊れてないけど,月1くらいで止まるのでそのたびにフタを開けて直している)
- キッチンの排水管(詰まったがトイレ用ラバーカップで治った)
などなど.アパートのメンテナンスがすぐに来てくれるので,そこは助かってますが,日本ではこんなに壊れたことなかったのでビビってます.
どこかのブログで,アメリカは見た目だけ取り繕うのが上手いと書いてあったけど,まさにそれな~という感じ.いかに消費者を騙して金を巻き上げるか.アメリカの市場経済社会を肌身で体験してます.
超快適!アメリカの映画館
ちょうど鬼滅の刃無限列車編がアメリカでも上映開始したので,どんな様子が観に行ってみることに.普通の値段のチケットなのに,リクライニングつきの超快適シートでした.日本のプレミアムシートに近そう.
ただ,この頃はまだコロナの影響が残っていたのか,観客は数組.今はもっと客足が戻っているかもしれません.エヴァも早くアメリカ公開されないかな~
コロナでSSNの発行に一苦労
アメリカ生活に欠かせないSocial Security Number(SSN).クレヒスの構築から公的手続きまで色んな場面で必要です.
平時だとSSNオフィスに行くだけなので入国後2~3週間で発行されるところ,コロナの影響でSSNオフィスが予約制になったせいで恐ろしく時間がかかるハメに.なんと,書類を郵送で提出して予約が取れるまで実に8週間!SSNオフィスに出向いて,カードが届いたのは入国から2ヶ月後でした.
しかも,届いたカードは名前のスペルが間違っている!どうやらSSNオフィスの人が打ち間違え,自分も確認時に見逃してしまったらしい.再びSSNオフィスに電話したら,その場でスペルを修正してれて,新しいカードを送ってくれることになったのですが・・・