センタートレーニング

今日で旺文社のセンタートレーニングが終わり。自己採点となった。結果は、数学の貯金を国語が見事に食いつぶしてくれたお陰で、8割弱の得点。
ところで、今回の国語にはかなり不満がある。以前、国語の先生が「センターの問題は中立だが、業者の問題はどこか偏っているときがある」みたいなことを言っていたが、本当だった。
鬼門は国語の第2問・小説。「太郎は弟を苛めぬき」とか「兄弟喧嘩に負けた次郎はそのために夜中に高い熱を出すようになった」とある選択肢が正解だったりした。俺的判定では「言い過ぎ」か「本文にない内容」だがね。それより、模範解答にはちゃんと他の選択肢がダメな理由を書いてくれ!
極めつけは「描かれている『母の姿』」を問う問題。模範解答には解答の根拠に「筆者はこの作品で昭和の女流文学が拒絶してきた『離婚』というテーマに、一人の女として受け止める姿を描き出そうとしている」とあり、実はこの問題はどう考えても本文からだけでは答えられない問題だったのだ。これじゃあ知識問題じゃないか。真面目に考えるより、鉛筆転がした方がマシという訳か。たった5ページを読んだだけで作品全体のテーマを悟るような奴は、超能力者か宇宙人か未来人か何かくらいなものだろうね。
気づけばセンターまであと13日!いよいよラストスパートにかからねば!