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数学論文を書く時の英語表現がわかる資料まとめ

また論文の英語で苦労した。よくある科学英語の書き方的な本では、実験系の論文スタイルの解説がメインになっており、理論系とは勝手が異なる。また、数学にも独特のルールがある。今回は、数学(および数理科学・情報科学)の論文英語に便利な資料と本をまとめておく。


1つ目は『数学の常識・非常識―由緒正しい TEX入力法』。TeXの解説が主だが、最後に英語表現のよくある間違いがまとめてある。PDFが公開されているので、一読の価値あり。

Handbook of Writing for the Mathematical Sciences

Handbook of Writing for the Mathematical Sciences

  • 作者: Nicholas J. Higham
  • 出版社/メーカー: Society for Industrial and Applied Mathematics
  • 発売日: 1998/08/01
  • メディア: ペーパーバック
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次に、“Handbook of Writing for the Mathematical Sciences”。和訳は『数理科学論文ハンドブック―英語で書くために』だが、残念ながら絶版のようだ。大学の図書館にならあるかもしれない。本書は、数値計算を専門とする筆者が書いているので、数学系と情報系のどちらでも役に立つはず。

Writing Mathematical Papers in English: A Practical Guide

Writing Mathematical Papers in English: A Practical Guide

こちらはEuropean Mathematical Societyが作った表現集。英語だと同じ表現の繰り返しは良くないので、頻繁にシソーラスを引くか別の表現を探すことになる。この本があれば、いちいちネットで探さなくても同じ意味の別の表現が簡単に分かる。

科学論文の英語用法百科〈第1編〉よく誤用される単語と表現

科学論文の英語用法百科〈第1編〉よく誤用される単語と表現

最後に、『科学論文の英語用法百科』。日本人がよくやる間違いが単語ごとにひたすらリストアップされており、誤用例ごとに修正例がていねいに解説してある。理論物理の例文が多いが、数学の表現も多いので使える。