またJASRAC&東京地裁ですか

相変わらずのヤクザ集団JASRACがまたやってくれました。Blogger Alliance | 404 Not Found
何でも、ストレージ(個人用ファイル保管庫みたいなの)を利用して、いつでもケータイで聴けるようにするサービスらしい。重要なのは「ユーザーは音楽データをパソコンから同社のサーバーに保存し、携帯電話へのダウンロードはユーザー本人しかできない。」ということ。
ところが判決では「システムの中枢になるサーバーは同社が所有、管理しており、同社にとってユーザーは不特定の者。複製と公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」と述べている。
一体なんだこれは?個々のユーザーは特定の者に違いないのになぜ?と言いたくなる。今までアメリカのアホ判決(ハンバーガーでピザになったのはハンバーガー屋のせいとか)をさんざんバカにしてきたが、これじゃあ日本も笑えなくなったね。
つまりこの判決は「公衆」と「たくさんの顧客」を勘違いしているのである。その証拠が「同社にとってユーザーは不特定の者⇒公衆(不特定多数)への送信の行為主体は同社だ」なる論理によくあらわれている。
まあ、地裁ってのはよくびっくりするような判決を量産するから、大して驚きもしない。日本は三審制でよかったなぁ。