新担任?!

新担任やべぇw

朝日新聞産経新聞「驚いた」「こちらこそ驚いた」

朝日新聞産経新聞が紙面で遊んで(?)いる。何と社説で喧嘩しているのである。発端は「作る会の教科書」に関する朝日の社説。

朝日新聞 【社説】2005年04月06日(水曜日)付 つくる会」 こんな教科書でいいのか
中学生が来年度から使う教科書の検定が終わった。「新しい歴史教科書をつくる会」が主導した歴史と公民の教科書も修正をしたうえで、合格した。
・・・何よりも問題なのは、光と影のある近現代史を日本に都合よく見ようとする歴史観が貫かれていることだ。
・・・一方で、中国への侵略、朝鮮半島の植民地支配については後ろ向きだ。沖縄戦についても、ひめゆり部隊や集団自決などの悲劇には一言も触れていない。
(ソース:http://www.asahi.com/paper/editorial20050406.html

と、いつもの朝日風味の社説。これならまだ「またやってるなw」で片付いたのだが、何と産経新聞がこれに社説で反論。

産経新聞 【主張】平成17(2005)年4月7日[木]付 教科書問題 驚かされた朝日新聞社
朝日新聞の六日付社説「こんな教科書でいいのか」を読んで、驚かされた。これでは、特定の教科書を排除し、自由な言論を封殺するものといえる。
・・・朝日新聞は四年前の前回採択でも、扶桑社を集中攻撃した。・・・「戦争を日本に都合よく見ようとする偏狭さ」「戦前の国定教科書と見まがうほどだ」などと批判し、・・・扶桑社教科書の不採択運動を助長した。
・・・教科書を、快く思わないからといって、それだけを排除しようとする朝日新聞の態度こそ偏狭ではないか。
検定合格した八社の教科書には、朝日新聞の論調に近い教科書もあれば、そうでない教科書もある。いろんな教科書があっていいし、また、そうあるべきだ。それらを教育委員らが読み比べ、子供たちに最も良いと思われる教科書を選ぶのが採択である。
(ソース:http://www.sankei.co.jp/news/050407/morning/editoria.htm

とした。産経新聞と扶桑社は同系列なので、まぁ普通の社説。ところが、今度は朝日新聞が再び社説で再反論。

朝日新聞 【社説】2005年04月08日(金曜日)付 産経社説 こちらこそ驚いた
7日の産経新聞・・・を読んで、私たちの方こそ驚かされたというのが、率直な感想である。
・・・朝日新聞はこれまで「検定はできるだけ控えめにすべきだ」「教科書は多様な方がよい」と主張してきた。その考えはいまも変わらない。
・・・「つくる会」の教科書は・・・歴史の光の面を強調しすぎて、影の面をおざなりにしている。その落差が他社の教科書に比べて際立ち、バランスを欠いているのだ。
だれでも自分の国を大切に思う気持ちに変わりはない。しかし、同時に他国の人たちに十分目配りをしなくてはならない。そうでなければ、正しい歴史を次の世代に伝えることにはならない。私たちが批判したのはそのことである。
・・・もう一つ驚いたのは、扶桑社の営業担当者が検定中の申請本を各地の教員らに渡していたことだ。
・・・ほかならぬ扶桑社が流出させていたことについて、産経新聞はどう考えるのだろうか。
(ソース:http://www.asahi.com/paper/editorial.html?t

今度は明日の産経社説がとっても楽しみ。