日本の、これから

地震来た

宮城で震度6弱、3県25人けが

16日午前11時46分ごろ、宮城県沖を震源とする強い地震があり、宮城県南部の川崎町で震度6弱宮城県仙台市石巻市福島県相馬市岩手県藤沢町などで震度5強を観測した。・・・
(ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050816-00000004-yom-soci

震度5強、もろに食らいました。学校にいました。池も波打ってたな・・・。みんな校舎から出て、安全が確認されるまでロータリーで待った。吹奏楽部は楽器を持って逃げてきていた。自宅でCDが棚から落ちて、散乱していた。今も、ケータイは通じにくい。
これは宮城県沖地震なのか?たぶん、違うと思うが。

日本の、これから』を観て

昨日のNHKの戦後60周年の市民討論番組。ケータイでのアンケートや、実際に中韓の人達を呼んでの議論。大変興味深かった。ただ、日本側の『市民』は非常に怪しかった。
左翼風が吹くのか、と思いきや、先陣を切ったのは右翼側。いきなり『南京大虐殺は幻』と発言。そりゃあないよ!具体的数字や規模は、議論の最中でよく分かっていないものの、基本的には1万人前後の非戦闘員殺害があったとするのが一般的見解だ。さすがにこれは歴史認識がヤバいだろう
靖国問題について『市民』の間でも熱い議論が起こったが、やはり反対派の論理は“『アジア諸国』=中韓”の図式に立脚したものばかり。その時点でサヨナラだ。
教科書問題では、扶桑社教科書に対する、ある種オカルト的主張が目立った。中でも、山川の日本史教科書を持ち出し、南京事件に関する記述を朗読、これが扶桑社には無いじゃないかと指摘した『市民』がいたが、これは明らかなトリックである。
まず、扶桑社が中学の歴史教科書なのに対して、山川は高校の日本史教科書なのだ。記述に関して安易な比較はできない
さらに、山川の教科書で南京事件の記述があるのは、ほとんど脚注である。本文は30字程度の記述で、脚注にさらに100字程度の補足がある。これを、教科書を見せずに、本文と脚注を連続して朗読することですべてを本文に見せかけ、さも扶桑社の記述が不足しているような印象を受けるようにしたのだ。これは、情報操作である。
ちなみに彼女は最後のフリップボードに『戦争責任を果たし、アジアとの和解を』と書いていた。やっぱりあっちの方ですか。
全体として、櫻井よしこさんはカッコよかった。他の出演者や『市民』が声を荒げたりするのに対し、櫻井さんは冷静に淡々と意見を述べる。他人の発言で事実に反する点は補足する。それでも十分な説得力があった。ああいう人に、私もなりたい。