『たまこラブストーリー』観てきた

以下ネタバレ注意


  • ほんっっっとうによかった!!!TVシリーズの頃からもちたまを密かに応援してて,予告編の時点で死にそうになって,公開日までずっと楽しみに待っていた自分としては,「本当によかったなぁ~」としか言いようがない.
  • もち蔵がたまこに告白するのはもちろん事前に知ってたんだけど,それでも実際そのシーンではドキドキした.今作は見たことないたまこの表情が多くあるんだけど,やっぱりこの瞬間が一番グッとくる表情をしてた.
  • そんでもってたまこの「かたじけねぇ!」で笑ってしまった.全体としてシリアスになりすぎないよう,丁寧にバランスされていると思う.
  • たまこが商店街を駆け抜けるシーン.みんなが声をかけているけど,それどころじゃないたまこ.山田監督のいう「宇宙の入り口に立った感覚」ってこういうことなんだなぁって感じた.
  • たまこがもち蔵を意識してスランプになるのも,気持ちを持て余している感じが丁寧に,でもギスギスしすぎないように描かれていてよかった.
  • 第3の主人公なみどりちゃん.もち蔵との仲をあまりよく思ってないような感じがしたんだけど,たまこの相談に乗ったりしてて,TV版より大人な感じ.何よりラストのアシストがすごい!
  • かんなちゃんは相変わらずで安心.「♥♥♥♥家たてて♥♥♥♥」のメールを打つシーンは反則的に面白かった.
  • 出番が少ないながらも重要な役回りだった史織ちゃん.相談されたときに史織ちゃんが「(もち蔵のこと)好きなんだ?」って言ってくれたから,たまこが自分の気持ちに気づけたんだろうなぁ.
  • テープにたまこのお母さんの声が入っているシーン.そういえば,お母さんも豆大から告白されたときは逃げたんだっけ(TVシリーズ参照).こういう設定がよく生かされているなぁと思った.
  • 「もち蔵に連絡網を回さない」というシーン.最初は意味がよく分からなかったけど,翌朝の学校のシーンになってから,2人っきりになるようにするためだと気がついた瞬間が,一番の個人的キュン死ポイント.今までみんなのことばかり考えてたたまこが,連絡網を回さないという悪いことをしてまで,ちゃんと返事をしたかったんだなぁとしみじみした.
  • 京都駅まで走るシーン.京都駅でたまこが迷っているとき,思わず「新幹線は八条口!そっちのエスカレーターだ!」と心の中で応援してしまった.
  • ラストシーン.報われてよかったなぁ!!もち蔵!!たまこが返事をして終わりだったので,その後の2人が気になるところだったけど,パンフの最後のページにちゃんと描いてあった!これはずるい!
  • 耳すま時かけみたいに,視聴後死にたくなるアニメを覚悟していたのだけど,全然そんなことはなかった(恥ずかしさで死にそうにはなるけども).山田監督は間違いなく天才だ.もう1回観に行こう.