13年余りgoogleマップのタイムラインに移動記録をつけていたが、1週間ほど前に突然、今年3/1より前のデータが丸ごと消えた。
昨年タイムラインデータがサーバーではなくデバイスのみに保存されるようになり、その際にクラウドバックアップをON・自動削除をOFFにしたにも関わらず、デバイス・クラウドの両方が消えてしまった。しかも3/1というキリのいい日付を境に消えていることから、Googleのソフトウェアバグで消えた線が濃厚である。同様の報告も各地から上がっている。
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今年3月ごろにも、一部ユーザーでタイムラインデータが消える事件が起きており、後にGoogleはデータを誤消去してしまったことを認めた。そのときに自分は手動でデータをJSONでエクスポートしていたので、完全に全てが失われたという訳ではなかったが…。
それよりも、Googleが短期間に二度も、しかも同じサービスでデータ誤消去事案を起こした事実の方が重大た。Googleにあるデータ、本当に大丈夫か???
クラウドが普及して久しいが、計算資源はともかく、データをクラウドにのみ保管するのはやはり色々とリスク大。私はデータがクラウドにしか残らないサービスに依存することは避けるようにしている。例えば:
- クラウドストレージはローカルにファイルの残るDropboxを使う(OnedriveやGoogle driveは❌️)
- NotionやDropbox paperではなく、手元にmarkdownファイルの残るObsidianを使う
- Overleafはローカルで執筆しgitで同期する。さらにOverleafをDropboxと連携させ、ファイルが二重に残るようにしておく
- 音楽ストリーミングサービスは使わず、楽曲はaac/mp3ファイルを毎回購入、プレイリストはM3Uファイルで管理する(これは我ながらかなりの老人会ムーブだと思うが)
その中で、Googleはある程度信頼していたので例外的に使っていたが、今回の件でやはり信頼できない!と思うようになった。タイムラインもそうだが、googleが重視しなくなったサービスは劣化が急速に進む。(inboxのように)突然廃止はまだいい方で、最悪の場合は今回のようにユーザーデータを消し飛ばす事故を引き起して「消えました」の一言である。この調子で行くと次はGoogleフォトでデータが消えるのだろうか?
しかし所内メールも最近Google workplaceになってしまったし、完全な脱googleはかなり難しいのが現象。このevil独占企業、本当にどうにかならないものか…