うわ

何なのさ

扶桑社教科書を読んできた

暇だったので、扶桑社の歴史教科書を書店で見てきた。驚く反面、残念だった。
驚きは、俺の使った歴史教科書と全然変わらないことであった。何と。パクリかと思うくらい。正直、戦争美化なんてどこにもない。というか、これ、印刷変えれば他の教科書と見分けられないと思う。
残念だったのは、あれほど戦争美化と騒いでいるからには、近代史の記述が充実しているのかなぁ、と思ったら、やっぱり普通程度のコトしか書いてなかった。他のよりは気持ち多めだけど、そんなに多くはない。全然「新しい」歴史教科書じゃないね。
ちょっと面白かったのは、昭和天皇の人物コラムページがあったところ。あとは、ちょっとフォローっぽくなるけど、前ページカラーでいいなぁ。あ、当たり前か。でも俺は、ギリギリ旧課程だったから、中学の歴史教科書は白黒だったんだよね。高校でも白黒だし。
これを読んで子供たちが「戦争ってカッコいいよなぁ・・・!」なんて絶対に思うまい。無味乾燥な教科書の歴史記述だよ、コレ。まぁ、歴史教科書としては、ああいうのを目指すべきなんだろうケドね。毒にも薬にもならないねこりゃ