学校説明会?!

らしいね。うちの部には誰も来ないし・・・

つくる会教科書」に反対する市民団体のはらむ根本的矛盾

各地で「つくる会教科書」に反対する、いわゆる「市民団体」が、教育委員会などに「採択反対」の圧力をかけている。有名な団体としては、「「つくる会」の教科書採択に反対する杉並・親の会(http://members.jcom.home.ne.jp/kyoukasyo/)」や、「市民の教科書研究所(http://www.h2.dion.ne.jp/~kyokasho/)」などがある。
しかし、本来教育の根幹である教科書の採択は、各自治体の教育委員会に一任されるべきである。なぜなら、教育委員会のメンバーは、住民の投票で選ばれた自治体の首長の権限で選出されたものであるからである。つまり、教育委員会のメンバーには、住民の民意が反映されていると言ってよい。
一方、市民団体は、選挙で選ばれたわけでもなく、さらには、その自治体の住民であることすら稀である。前述の「杉並・親の会」にいたっては、栃木・大田原市の採択に抗議運動を展開しているのである。これは、「民主主義の学校」と呼ばれる地方自治体に対する、明らかな挑戦であろう。突然よそからやってきて、住民の民意を踏みにじり、その土地の子供を住民の手で教育する権利をことごとく剥奪しているのが、市民団体なのである。
もちろん、その土地の市民団体が反対するのは理解できる。しかし、まったく関係の無い市民団体が、各自治体に圧力をかけるのは、まったく根拠の無いことであり、同時に住民の権利を踏みにじっているということなのだ。今、各地の教育委員会に圧力をかけている市民団体は、この矛盾にどう答えてくれるのだろうか