8月に読んだ本

偶然車内広告で目にした浜村渚シリーズを2冊読んだ。

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)

数学を題材にした作品としては『博士の愛した数式』や『数学ガール』、漫画だと『数学女子』があるけれど、浜村渚シリーズは数学とサスペンスということでちょっと異色な感じ。海外ドラマで「NUMBERS」というのがあったが、こっちは犯人側も警察側も両方数学に関係している。

サスペンスではあるものの、そこまで肩肘はった感じではなく、天才数学女子中学生が数学テロリストに立ち向かうというどことなくお気楽(?)な設定。まじめに読んではいけない。でも、毎回数学の題材がうまく物語にハマっているので面白い。