裁判傍聴

大学のゼミで京都地方裁判所まで裁判傍聴に行ってきました。
傍聴した事件は表示できません - Yahoo!ニュースでした。割と有名事件らしく、報道陣の人や画家の人まで傍聴席にいました。
刑事裁判というとどうしても堅苦しいイメージがありますが、今回の裁判長は決して堅苦しくはなかったです。もうすぐ始まる裁判員制度に向けて、堅苦しい裁判を避けようと努力しているそうです。検察側も冒頭陳述ではパワーポイントのスライドを使ってわかりやすく説明していました。弁護側の主張はもはや定番といってもいい「心神耗弱」でした。
裁判自体は裁判長の被告人取り調べ(名前とか職業とか)→検察・弁護側双方の冒頭陳述→検察・弁護側双方の証拠提出で終了し、全部で50分くらいでした。閉廷後、教授と一緒に裁判長・裁判官と検察官の人に質問したりしました。その後は裁判官の席に座ったり、検察側の席で「異議あり」と言ってみたり、一生座りたくない被告人席に座ったり、証言台に立ったりして楽しく法廷を見学。できれば傍聴席以外来たくはないな。
お昼は裁判所の食堂(あるんだ・・・)で食べましたが、よくよく考えるとまわりの普通のおじさんがたは全員裁判官!何と。
最近裁判傍聴が静かな(静かすぎる)ブームらしいですが、ちょっと気持ちがわかった気がします。