水曜日!

世にも奇妙な物語を観た。イマキヨさんがイマキタさんに見えたw

ニセ科学に注意

ニセ科学」について議論するシンポジウムを、日本物理学会佐藤勝彦会長)が30日、愛媛大学松山市)で開く。血液型による性格診断など、社会に広く受け入れられている「科学的に見える非科学」にどう対応すべきか考える初の取り組みだ。
・・社会では血液型性格診断が差別を生んだり、さまざまな「科学的効能」をうたう水や家電が高価格で売られている。田崎教授は「ニセ科学道徳の授業で教えられた例もあり、物理学者として見過ごせない。科学的な考え方よりも『これは正しい、これはウソ』という知識として理科が教えられており、ニセ科学を見極める判断力や批判精神が育ちにくいことも問題だ」と指摘する。
(ソース:もうずっと人大杉

道徳の授業で出てきた「ニセ科学」って「やさしい言葉をかけるときれいな氷の結晶ができる」ってやつでしょ?一時期書店にも置いてあった。
まず「やさしい言葉」て何?関西と関東では「アホ」や「バカ」の意味の重さに結構な違いがあるそうだが、それぞれで実験したらどうなるんだ?そもそも氷の結晶の生成自体が偶然の要素が大きすぎて、実験にならない。
たぶん、お話として「水」というある種、農耕民族の日本人が持つ本能として大事なものを引き合いに出してくる事で、「やさしい言葉」の重要性を植えつけるのが目的だろう。逆に言えば、「ニセ科学」を用いなければ「やさしくすること」を教えられないほど、教育の質が落ちているともいえる。
血液型性格診断―――――これもかなり広まっている。が、人間の性格がたかだか4種類に分類できるはずもなく、誰にでも当てはまりそうな事をうまーく配置しただけのことだろう。相手の血液型を当てたければ、始めにA型といい、次にO型と言えば、相手が日本人なら70%くらいの確率で的中する
かわいそうなのはB型やAB型の人だ。ある日突然「わがまま」だとか「変人」と言ったレッテルを貼られて生きていかなくてはならなくなる。こういったことが日本で蔓延しているのは、やっぱり「ニセ科学」を見抜く力が不足している証拠なのか。
ニセ科学」をもっと知りたい人は→疑似科学 - Wikipediaなどを参照されたい。かなり身近なところに――――多くはマスコミにも――――「ニセ科学」が潜んでいる事が分かる。