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【兵庫】「南あわじ市市市」…市町村合併で生まれた珍住所、同市は「読み書きに注意を」と呼びかけ

兵庫県南あわじ市市市」。決して誤字や誤植ではありません―。三原郡四町合併で、「市」が三つ並ぶ住所表記が生まれた。新市発足から十一日で丸一カ月。住民からは「地域を淡路島内外に知ってもらうチャンス」との声がある一方、同市などは「読み書きには注意を」と呼び掛けている。(大森 武) 

 読み方は「南あわじ市(し)市(いち)市(いち)」。旧三原町時代の字名と大字名を、新市で引き続き使用した産物。国土地理院によると、市が三つ並ぶ地名は三重県四日市市市場町滋賀県八日市市市辺町もそうだが、今回のように純粋にそろうケースは「全国で例がない」という。 

 市という地名の由来は中世の淡路国の時代、国府市と呼ばれる物々交換の市場があったとされ、その名残で付けられたとする説が有力。郷土誌「市のかたりべ」を編さんした素川恒男さん(81)は「かつては淡路国の中心地だった所」と話す。 

 地域内にある市小学校の校舎所在地は合併で「南あわじ市市福永」になったが、グラウンドは「同市市市」。山形尚之校長(57)は「市が三つも並ぶのはおもしろいし、インパクトがある。子どもたちにとっても、地域を知るよい機会では」としている。

正気の沙汰とは思えませんね。