グローバルデータ MiFiレビュー

10日間ほどスイスに行ってきた。その際、インターネット環境の確保にグローバルデータのMiFiを利用したので、レビューする。「ホテルに無料WiFiがあるじゃん」とも思ったが、あえてMiFiを契約した理由は以下の通り:

  • 外でもスマホが使える(特にGoogle MapとSBB時刻表)
  • ホテルの無料WiFiは、時間制限があったり登録に電話番号が必要だったりする
  • 海外パケ・ホーダイに比べて定額で安い*1

お値段は、10日間で18,647円。海外パケ・ホーダイのボッタくり価格よりマシだが、やはりそこそこの値段はする・・・。SIMフリー端末を持っている人なら、現地でプリペイドSIMを入手するのも手か。

出発日、空港の窓口でMiFiの機械をもらう。窓口は、JALの宅配便受付窓口と一体化していて、「MiFi」とはどこにも書いてないので要注意。パスポートを提示して、MiFi本体と、充電プラグ、海外用変換プラグが入ったケースをもらう。けっこうでかかった。

本体はこんな感じ。かなり軽い。

ボタンを押すと、MiFiが現地のキャリアの電波を掴みにいった後、WiFiホットスポットになる。スマホからは通常のWiFiと同じように接続できる。スイスの場合は、スイスコムに繋がった。スイスコムの通信状況はかなり良く、国内では常時HSDPAの通信ができた。日本の3Gと同じ速度(場所によってはもっと速かった)と考えて良い。

MiFi本体はリチウムイオン電池を内蔵しており、連続通信時間は公称4時間。僕はこまめに切って使ったので、結構持った。また、Panasonicのモバイルバッテリーを常に持ち歩いていたので、実質電池切れの心配はなかった。USB-A端子とUSB-mini-B端子のケーブルがあれば充電ができる。

ちなみにホテルのWiFiだが、案の定「電話番号が必要」「実は有料」「接続が不安定で繋がらない」という事態が起きていたので、不安な人は持って行くといいと思う。Google Mapの力で道に迷わないのは心強いし、SBBのアプリで鉄道の乗り換え時間を常に検索できたのは非常に役に立った。MiFi1つで複数台接続できるのもよい。

返却も空港の窓口で行う。3営業日以内に、封書で請求書が届いておしまい。

海外パケ・ホーダイに比べて安価だし、多くのメリットもあるので、次回以降の海外渡航のときも活用したいと思う。ただ、紛失・破損時の賠償額がバカみたいにでかいので、保険加入は必須。ここらへん、足元みられてる感はあるね。

*1:僕の持っているISW11HTはそもそも海外パケ・ホーダイに対応していないので、関係ないけども。ただ、海外パケ・ホーダイ対応機種は、海外キャリアに勝手に接続されるそうなので、ちょっと怖いと思う。