以下、ネタバレ注意。
今年の劇場版コナンは色々はっちゃけていた。今年は子供向けのギャグ路線映画にしたようだ。色々面白い点があったので、ずらずら書いてみる。
- 犯人グループの仲間が、ウィルスに感染して苦しみだすような演技をし、ありもしない殺人ウィルスの存在を信じさせると言う手口は、『ブラッディ・マンデイ』の第1話と同じ手口。
- バイオテロの本当の目的は、パニックによって警備が手薄になった隙に国宝を盗みだすと言うものだった。たぶん定番みたいな話なんだろうが、思いついた所では『ダイ・ハード 3』*1の犯人と手口が似ていると思った。
- 劇中では「飛沫感染」と言っていたのに、ウィルスを床に散布しただけで(コナンを含め)全員感染を信じていた。それは「空気感染」では・・・
- 怪盗キッドが空中で平泳ぎのような動作をするシーンがあるが、泥棒つながりでルパン三世へのオマージュなのかw
- 今回のアクションは歴代劇場版の中でも最もはっちゃけていた。長い直線の通路を走るコナンに弾丸一つ当てられないテロリスト*2に、弾丸を受けても頭から血が出るくらいで済むコナン。垂直状態になってもオートパイロットで即座に水平に戻る飛行船*3などなど、『天国へのカウントダウン』で車でビルを飛び移った以来の衝撃があった。
- 劇場版史上初めて誰も死ななかった。
- タイトル以降のメインテーマのアレンジは毎回楽しみにしているのに、何でぶつ切りにすんの!
- 今回の灰原は女の子らしい服でかわいい。