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若者のテレビ離れ

NHKが今日やってた「激震 マスメディア〜テレビ・新聞の未来〜」を見て、思ったことをポチポチ書く。


こんな番組が放送されるくらいだからテレビ側は戦々恐々としているんだろうなと思ったら、テレビ側に危機感がない人が未だにいるのが意外だった。その人は、アメリカで新聞社やテレビ局が危機に晒されているVTRを見ても、「日本は欧米とは構造が違う」「テレビ離れなんて起きるわけがない」と言っていた。どちらかと言うと新聞側の方が危機感が比較的強いようで、ネットについて寛容というか理解が進んでいるなと思ったのも、テレビではなく新聞の方だったのがとても意外。


この手の話をすると、「ネットの情報は信頼性がない。新聞やテレビがなくなったら、信頼性のある情報を誰が供給するのか」っていう意見があるけど、あまり問題にはならないと思っている。番組中にも、新聞社からネットメディア*1に乗り換えたジャーナリストの話が出ていた。新聞やテレビが縮小して記者があぶれたとしても、有能な記者ならネットメディアが拾ってくれると思う。だいたい信頼性のある情報を出すところが(仮に)なくなったら、そこに誰か参入してくるに決まってる。


新聞・テレビは、情報を整理して受け取りたい人向けのメディアになればいいと思う。時間が無い人など、そういうニーズはネットが普及しても必ずあるだろうし、これまでの新聞・テレビの経験も十分に生かせるはず。ただし、これまでのように唯一の情報源として振舞うことはもはや不可能だと考えた方がいい。新聞やテレビも数ある情報源の1つに過ぎないという視点が、今のネットを使っている世代の認識だろうし、いまいち危機感のないマスメディアの上層部に欠如している認識だと思う。

*1:インターネットにのみニュースを配信する企業