『サマーウォーズ』見てきた!

世間はお盆ですが、『サマーウォーズ』を見てきました!なぜかこの作品は、1日の上映回数が3回と少ないので17:45〜という中途半端な時間に見に行く羽目に。無論一人なのは間違いない!
田舎、数学、コンピュータ、暗号、家族、先輩、ここまで好きな要素が揃っているとは、まさに俺のための映画だ!・・・・と思ったくらいよかった!
以下ネタバレ注意。





主人公が数学オリンピックの日本代表、になりそこねた高校生というなかなかレアな設定。電車の途中で読んでる本が「Shorの因数分解アルゴリズム」とかマニアックすぎるだろう!数学をやっている人間としてはこういう映画はとてもうれしいんですけどね。
そして主人公の暗算能力がヤバい。先輩の誕生日の曜日をmod計算で当てたり、お婆ちゃんの年齢から生まれた年を年号で言い当てたり、さすが数学オリンピック・・・・なのか?でも、一番すごいのは暗号を解読するシーンで2056桁の素因数分解を紙と鉛筆でやってしまったことだ!君は量子コンピュータだったのか!?
田舎の大家族の描写もとてもよかったですね〜。あんだけキャラが多いのに、どの人にもちゃんと個性があって、ああこんな人いるなwというキャラも結構いたりして。田舎の風景の描写も、うわ確かに田舎の家ってこんな部屋あるよな、と思ってしまいました。
後半の花札決戦。これほど熱い花札バトルは見たことない!でも!俺には!こいこいのルールが分からない!途中負けそうになった時に、世界中からアバターが集まってくるシーンでちょっと泣きそうになりました。
そのあたりで気づいたんですが、これって『ぼくらのウォーゲーム』とプロットが一緒だ!でも、それはつまらなくする要素には全然なってなくて、人間が家族愛だとかそういったもので戦っている描写がはっきりしていた分、むしろウォーゲームよりよかったと思います。
ともかく、これは2回見る価値があると思う!というか俺が2回見たい!というわけで、超オススメです。