人生18歳で折り返し?

どこでみたかは忘れましたが、「人生は18歳で折り返し」なんだそうです。
たとえば12歳にとっての1年は一生の1/12で、逆に60歳にとっての1年は一生の1/60にすぎないわけですから。このあたりの理屈は、「年をとると時間が経つのが早い」というのと関連しているみたいですよ。
と、ここで妙な計算を考えました。名づけて「人生積分」。あるt歳の人にとって、微小な(t+dt)歳までの人生の重みがdt/tで与えられるとしたら、t歳までに歩んできた人生の重みWは次の式で与えられるはずです。
 W=\int_1^t \displaystyle \frac{1}{x}dx=\log{t}
ここで、下端を1歳にしたのは、0にすると広義積分で収束しないのと、1にするとlog1=0で楽だからです。0〜1歳の記憶なんてたぶんほとんどないでしょうから、問題ないでしょう。
さて、t=18を代入すると、log18=2.89くらい、そして日本人の平均寿命t=82を代入すると、log82=4.41くらいです。なんと、18歳はすでに折り返した後か?!
そこで真の「曲がり角」を見つけてみましょう。簡単です。exp(2.21)を計算するだけです。出ました。exp(2.21)=9.12 きゅ、9歳・・・!小学3年生で早くも人生折り返しかよ!となると、18歳の時点ですでに69%の人生は終了ですか・・・。き、厳しい・・・!
ひとつはっきりしました。

69%の時点でまともな人生送ってない俺は負け組\(^o^)/



logtは「ln」とググるだけで計算できるので、よろしかったらどうぞ